8月7日(水)と22日(木)に、名古屋市内のタレント事務所に所属するタレントさんを講師にお招きし、朗読レッスンとフリートーク、MCレッスンをしていただきました。
講師の方は、実際にラジオCMに出演されていたり、各種イベントの司会やMCをされたりしておみえです。
7日は朗読のレッスン!
アクセントやイントネーションはもちろん、「高低」、「緩急」、「間(ポーズ)」のつけ方など、「プロミネンス」に関わる事柄をしっかり学びました。
皆さんは例えば・・・
「これは私の黒のペン」
という一文を読む際、持ち主である「私」を引き立たせるにはどのように読みますか?また、ペンが「黒色」であることを引き立たせるにはどのように読みますか? ここに「高低」、「緩急」といった事柄がかかわってきます。
その後は、実際に朗読を行い実践をします。今回の朗読作品は夏目漱石の『こころ』です。
22日はフリートーク、MCのレッスンです。
部員それぞれがテーマを決めてフリートークを行い、その様子を撮影。
その後に講師の方よりアドバイスを頂きます。
「自己PR」をお題にした部員もいたので、自己PRの2大要素である「何を語るか」、「どう語るか」という点についてもレクチャー頂きました。
大学の総合選抜入試や推薦入試にも役立てることができそうですね!
続くMCのレッスンでは、MCの要素として「アクセント」、「リーディング」、「ナレーション」、「トーク」、「インタビュー」、「ライター(台本)」が大切であることを学び、実際に顧問の先生を相手に「インタビュー」の練習をしました。
インタビューでは、質問の中で抽象的なものを砕いて具体的に聞いていく「チャンクダウン」の方法。応答者に「どうしてそう考えるのか」など、応答内容のさらにその先を聞いていく「チャンクアップ」の方法などを学びました。
2日に渡るレッスンで、朗読、アナウンス(司会やMC)に必要なたくさんの知識と技量を学ぶことができました!
市邨高校放送部は、学校行事での司会やアナウンスのほか、高校生放送コンテストの「アナウンス部門」、「朗読部門」の入賞に向けた練習を日々行っています。